" 続いて4Gamer読者アンケートの集計結果を見ていきたい。上記に示した図は,タイトルごとの購入者の「平均年齢」と「コンソールゲームに使う金額」という二つの軸で,各タイトルの立ち位置を調べてみたもの。左側が低年齢層に支持されているタイトル,右側が高年齢。そして,図の上にいくほどゲームに沢山のお金を使うコアゲーマーだと思ってもらえればよいだろう。
ちなみにこの表は,2011年の8~9月に行ったアンケートをベースとしている。つまりは2011年後半のデータは含まれていないので,そのあたりも念頭に置きながら見ていただきたい。
(中略)
ちなみに数あるタイトルの中で筆者が注目したいのは,PSP版「STEINS;GATE」がライト層寄りに位置しているところ。というのも,本来,内容だけで言えばコア向けといって差し支えない同作が,幅広い層に受け入れられていることを示しているからだ。クチコミでの広がりや,アニメ化やコミカライズ/ノベライズといった多角的な展開などが行われていたが,STEINS;GATEの成功は,そうした施策がかなりのレベルで成功したという,一つの実例だといえるだろう。
また,一見するとコア向けに思える「メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~」が下の方に位置しているのも興味深い。無論,本作が従来のファンだけではない層へもアプローチできたタイトルであったことも大きいが,購入者の実情は,オタクはオタクでも,(厳密な意味での)コアゲームファンとはまた微妙に違う層であり,漫画やアニメDVDなど,他の消費行動と競合している……という側面もあるのではないかと思われるからだ。"